株式会社アストレイズ
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アストレイズ大忘年会。2016.12.12.

すでに先週末の事なので、今更なのですが。

毎年恒例の、大忘年会を敢行致しました。

アストレイズは,「ならず者ども」という会社。そもそも、多数の外注さんに支えられて、様々な仕事を進めている会社ですので、その外注様に、色々と日頃の感謝を込めて、一同に集まっていただき、楽しいひとときを過ごしていただく訳です。

そんな会も、今年でなんと、5回目。そもそも、個人事務所として初めてすでに満年。6年目に入っていたのですね。

月日が経つのも早い物で。

昔は、ほんの一握りの社員と、楽しく陽気な10余名の外注さんで大騒ぎする場だったのですが、今年ついに、外注さんの人数と社員の人数が同じ数に。

増えましたね。

外注さんへの仕事は現状のまま、それ以上の案件を回す為に、内部に必要な人材をと集めているうちに、こんななっちゃいました。

で、毎年恒例になるのが、有志による、朝までカラオケ。

こればっかりは、年々キツくなる訳で。

今年はさすがに、若手にお金だけ持たせて帰っちゃおーかなーと思ったのですが、

今年初参戦の外注さんと、同じく今年初参戦の新人が予想以上に場を盛り上げてくれたので、

結局楽しい時間を過ごしてしまいました。

当然、土日はダミ声で寝て過ごす日々。

駄目ですねえ。もう若くない。

でも、多分、来年もやってしまうんでしょうね。

カラオケ好きだもん。

集まれ!ボルトロン祭り!2016.11.22.

「百獣王ゴライオン」1981年のアニメ作品。玩具的には、前年のゴッドシグマ、ゴーディアンからの、ポピーのDX超合金初の、すべて動物型のロボットが合体する、非常に先進的なロボット玩具です。手足の先端が動物の顔、というデザインは、近年の戦隊ロボでも伝統的に使われている便利なデザインですね。

そんなゴライオン。

その後海をこえまして。翌年の「機甲艦隊ダイラガーⅩⅤ」とともに、「VOLTRON」タイトルで編集版が放送。大ヒットを博し、アメリカに於ける、アニメ巨大ロボットのパイオニアとして、ある種国民的なキャラクターになったワケです。

そこで、1枚

ちょっと集合写真。これ、全部、「ゴライオン」じゃなくて、「ボルトロン」。

マテル、トレンドマスター、トイナミ、さらには中国の玩具メーカーまで。

多種多様、サイズもまちまちな代物ですが、ディフォルメの小さい方はともかく、あとの5種はすべて、5体のメスライオンが合体する、所謂ゴラインなワケです。

愛されてますねえ。

最大のマテル社の代物は、身長が60センチ近くあり、某トラ○スフォ○マ○のバカデカイヤツと同じサイズ。というか、そいつをしまう為に、引っ張りだされてしまったんですけどね。

ちなみに、他にも、

ステルスボルトロン。

ボルトレックス、なんてのも有ります。

こいつに至っては、顔がゴライオンなだけで、5でもライオンでもないという、素晴らしい代物。

今年の末には、新作のアニメから、こんな素敵なアイテムのリリースも。到着が楽しみです。

で、まあ、なんの話をしたかったのかと言うと。

今回、トレンドマスターさんのプラ製の合体トイを入手して、片付けついでにこんな記念写真を撮っていたのですが、

こちらの商品、なにが凄いかって。

形状、ギミックは、基本、所謂超合金と同じ。ロケットパンチも含め、合体も完璧に。

その上で、さすが、アメリカの玩具。日本ではそれで充分になるのですが。

大型ミサイル発射。ロケットパンチがない3体には、大型ミサイルギミックが。

黒以外の4体には、胴体にプルバック搭載で、ダッシュ走行可能。

さらには、コクピットにインチフィギュア搭載。

で、合体。プロポーションは、基本問題無し。

日本のオモチャと違うってこと、分かるでしょうか。

そうです。ギミックが満載。

このオモチャで、いつまでも遊んでられるかのようなギミックが、スキさえ有れば、入っている感じ。

つまり、キャラクターを作り、底に込めたギミックをTVで出して、逆に劇中再現として、ある意味フィギュアを作っていた日本の玩具に対し、キャラクターをモチーフに玩具を作る、という考え方のアメリカの玩具との差、ってことですね。

この辺、学ぶべき部分が多々ある気がします。遊びが有ると言う事は、「欲しい」が少しだけでも増える訳で、より売れるって事ですよね。

そんなハングリーさが、日本では少し欠けているのかもしれないと、トランプ次期大統領の顔を見ながら思う訳です。

ちなみに、インチフィギュアと言う事は。

やはり、あの隊員が乗れる!

ちなみに、マテル版は

3.75インチの定番サイズフィギュアが乗れる。ってことは、あの小さな巨人が乗れるってことですか?。

なるほど、納得。

今度やってみよう。

エキスパンダゴン。パンダの怪獣では有りません。2016.11.6.

凄く昔に、ああ、買いたかったなあ、あれ。という商品が沢山有りますよね。

これが、キャラクター物だと、今の時代、いろんな方法で入手が可能なのですが、ネット販売が主流になる前に発売された一般玩具の場合、中々入手する手段も無く、あきらめざるを得ない事が多いのです。

そんななか、17年ほどの時間を超えて、ようやく手に入った憧れのアイテム。

それが、この、HOBERMAN社のブロックトイ。EXPANDAGONの、Gro-bot。

このブロックにであったのは、その昔、若かりしとき、とある人に招待されて、ニューヨークトイショーに行った事が有るのですが、そのときに出会いまして。

これ、フレームボールって、ご存知でしょうか。

転がすと、拡大するボールのオモチャ。よく、ファミレスとかにありますよね。

これを、ブロックにした物,と言うのが、このEXPANDAGON。

Chuck Hobermanなる人が発明したシステムによって、二叉、三つ又、四つ又のユニットをフレキシブルジョイントで接合する事で、一カ所を動かすと一気に拡大するユニットをくみ上げる事が出来る。

これは凄い!感動しましたよ。ぶっちゃけ、目から鱗ですし、ブロックオモチャ好きとしては、こんな発送は無かったと、即、基本セットを1セット購入して帰ったのですが。

日本に帰って、色々組み立てて堪能しつつ、箱に入っていたカタログを見たところ、どうやら、モーターユニット付きの商品が有るらしい。つまり、この伸長、収縮を、電動で行ってくれると言うのだ。

なんと…!

とは言え、当時はネットで購入という発想も無く、ニューヨークに住む姉に頼もうかと思ったのですが、そもそも理解も得られず、完全にあきらめきっていたのですが。

有るんですねえ。先日、偶然、YAHOOショッピングで見つけました!

これです。これ。

で、早速購入。で、ようやく手元に到着!

ただ、如何ですねえ。

17年と言う時間は、期待値を上げ、逆に、プラスチックの硬度を下げるのです。

まず、伸長、収縮の運動に関しては、さすがに当時のモーターユニットですし、玩具の専門メーカーでもないので、クラッチが有る訳でもなく、開ききったら自分でスイッチを切り替えて、閉じる方向にしなくてはならない。

で、その伸長運動を使って歩かせようと言うハラなのですが、その動作に、経時劣化したプラスチックが耐えられず、早速何カ所か折れてしまい…。

修理をする手も追い着かず、こちらの気持ちがリタイア。

悔しい。もう15年前にぐらいに出会いたかった!

でも、感動は変わらず。オモチャとしての楽しさは、期待通り!

こんな感動できる玩具、中々出会えないですよ。

やはり、玩具は発想力だなあと、しみじみ思います。

 

いざ、魂NATION。2016.10.26.

毎年恒例のイベントがやって参りました。

今年も準備でてんてこ舞いな中、まだ残って頑張るというスタッフを残し、一路帰路に。

思えば、5年前の魂NATIONを最後に前の会社を辞め、会社を起業し、再びお仕事をいただける形になり、今の事務所で最初のNATIONの仕事をした時は、まだ引っ越し前の新事務所だった為に、机が2つしか無く、床に車座になって作業をしておりました。

今はスタッフも増え、別の仕事をしながら指示を出すだけの状態で、実際に塗装をする訳でも、マスキングをする訳でもなく、なにも手が出せずにすごすご帰る感じで。ちょっと誇らしいような、ちょっと寂しいような感じです。

まあ、明日に朝、最終チェックの後、仕上げて納品!

イベントの朝に向けて、英気を養うだけです。

もう、今日ですけどね。

車とバネの中国オモチャ事情。2016.10.3.

面白い事になって来た。

去年ぐらいまで、日本風の合体変形ロボットが主流に見えていた中国のオモチャ事情が、一気に変わった。

相変わらず、それらしい合体物は有る物の、ロボット物のロングランのタイトルの巨神戦撃隊と元気勇者は、同時にレスキュー路線に。

元気勇者の方は、半分がバイクから恐竜メカに変形と言う形で、ロボット路線から脱却の路へ。韓国と違って、ロボットから少しずつ距離を置き始めている感じでしょうか。

そんな中、今ブームになっているのが、これ。

ご存知AULDEY社の爆裂飛車。

進行方向状に置いたディスクに向かって車を走らせると、ディスクを捕まえつつジャンプ!空中で反転して、動物形態に変形。人に見せると、びっくりするインパクト満点な代物。動物の状態も割とかっこうよく、多分、ですが、ディスクを奪い合って遊ぶような感じなのかと。

で、こういう商品が、同時多発的に、次々出て来ているのです。

今ひとつは、LinGDong社の、魔幻車神。

こちらは、韓国のSONOKONGTOYS社の、Turningmecardの中国輸出仕様。

今度は、カードを進行方向に伏せておいて、そこに車を走らせると、車が動物やロボットに変形しつつ、カードを捲り掲げる構造に。伏せたカードが捲られて、それで、バトル的な事をするのでしょうか。正直、ハングルも中国語も読めないので、そこから先は、妄想ですね。

で、もう一つ。彐宝社の措車獣魂。

こちらは、車を2台正面衝突させると、スプリングで立ち上がって変形。やっぱい動物メカに。

みな、磁石スッチで車がスプリングで変形する、多少単価の安い商品群。それぞれ結構な数を展開していて、そろえようとすると莫大な数に。

その市場規模にびっくりです。

今まで、日本のアレ的な、という感じの商材が多かった中で、どうやら独自進化を始めた中国玩具業界。

さて、ここからまた、どんな進化を遂げて行くのか。

気になるところです。

 

 

 

 

動きを組み立てるってこと。2016.9.12.

「動き」を組み立てるっていう概念に興味があります。

それこそ、学生の時の卒業制作がそういうテーマでしたので。

回転、往復、移動、など、動きってのは、色々な概念が有る訳で。

凄く簡単なのだと、ギアブロック。

このタイプは、同じ名前で、色んな種類が有ります。単純に「回転」直にギアで伝えて行く玩具。

発展系では、こんなのも。

それから、有名なのだと、こやつ。カプセラ。

日本では3度も、別のメーカーによって輸入されたのですが、鳴かず飛ばず。こいつの凄さは、電動ユニットから、カプセルの中に入ったギアを使って、様々な方向に動力そのものを伝達して行く、という昨日。弱点は、基本、回転軸を様々な場所に引っ張る事が出来る、という昨日のみなのと、ギア部分を構成する、カプセルそのものが大きすぎる上、形が特徴的すぎて、車、とか具体的な形状に見えないという点。僕は大好きですけどね。サイエンスっぽいし、バーバパパの家みたいだし。

そういう意味でも、ある種、動きを組み立てるの頂点が、こいつ。

サイテックス。動くオモチャと言えば、トミー。ZOIDSをブロックにする事をテーマに作られたサイテックスは、非常に優秀で、基本、カプセラと同様の動力伝達型なのですが、その先に着くパーツのバリエーションと、SFっぽい世界観がマッチングして、かなりカッコいいメカが作れます。

慣れるとかなりの自在性を発揮するので、遊びがいが有ります。

最近だと、Artecというブロックで、ロボットを作ると言うテーマのブロックセットがあったり。

HEXBUGの新シリーズとして、HEXBUG-VEXという電動ブロック玩具が出て来たり。

ただ、組み立てた結果、動く物が作れる、のと、動きを組み立てる、では概念が違っていて。

その辺、サイテックスが一番近いかと思うのですが。

でも、特定の動きをするユニットを、伝達した動力の先端で動かすだけ、と言えば、それまでになってしまいます。

と言う事は、いろんな動作を、自由に組み立てて、自分が目的とする「動き」を組み立てる事が出来るのは、というと、結局、

LEGOテクニックになっちゃうかなー、って思う。

実際、海外で暮らしていた頃、日本のオモチャのカタログを見て、こんな動きをするオモチャが作りたい、と思うと、手に入らないので、写真を見ながらLEGOで作っていたものです。

ああ、やっぱLEGOは凄いなあ。

なんか、オチがあらぬ方向に行ってしまった。

 

 

 

 

 

ちょっとわけ合って、間があいてしまいました。2016.8.28.

アームトロン。

旧トミーが生み出した、ある意味トミーの象徴的な玩具です。

いわゆるマニュピレータ、ですね。1982年発売。

工業用の作業アームのミニチュアみたいに見えるこいつ。

手元の二つのレバーで操作して、自由にアームを操作します。

今の技術であれば、簡単に出来そうな装置ですが、多分、当時の技術でも、出来なくない物だと思います。

ただ、この商品の本当の凄さは、動く事、その物ではないのです。

旋回、上下動、中間点での曲げ、クランプ部の立て回転、ロール、クランプ部可動。

これだけの動作を、実は、たった一つのモーターで行っているのです。

一つのモーターからの動力を、大量のクラッチで切り替え、操作する。

もはや、信じがたい構造物です。

で、そもそも、何をして遊ぶのか?

それは、正直不明です。

一応商品には、なぞのパーツが入っていて、それをつかんで,適切な場所に置く、という遊びが出来るようになっていますが。

でもこれ、楽しいのか?

しかも、1モーターの弊害で、レバーの切り替え時に、少しだけ、別の部分が動いてしまうのです。

なので、この遊び、非常に難易度が高い。

こんなものを、売ってしまうあたりが、さすがは技術のトミー。

で、これをいつか分解してみたい、と前々から思っていて、ふと偶然見つけてしまったのが、この「アームトロン2。

うーん。どうみても全く同じオモチャだ。

でも、確認してみなくては。全く同じであれば、元のアームトロンを分解する時に、回答として役立つし。で、さっそく購入。

ああ、全く同じだ。

で、こいつの発売がいつなのかインターネットで調べようとしたところ、

もう一個見つかってしまいました。

アームトロンデスクトップ144。なんか、それっぽい名前。でも。絶対同じ物だ。

なので、これも探し出す事に。で、時間がかかってしまいましたが、

ついに入手。

勢揃い。ああ、幸せ。これでいつでも、分解が出来るってモンです。

いつか、仕事を辞めて時間が出来たら、じっくりバラそうと思ってます。

でも、こうなると、この3つと別に、分解用が欲しいですね…

 

 

 

 

 

 

原点に立ち返って。2016.7.29.

ゲゲゲハウス。というオモチャが有る。

言わずと知れた、ゲゲゲの鬼太郎の家、という体の商品である。

先日、トレーシーアイランドというテーマで、同じモチーフで年代やメーカーの違う商品、という調べ方をして面白かったので、今度はこの、「ゲゲゲハウス」を考察してみたい。

ゲゲゲの鬼太郎は、故水木しげる氏のマンガをアニメーション化した作品で、面白い事に、10年に一度、必ず番組になっている。で、本来なら、この2010〜の10年期に、不動の目玉の親父、田の中勇氏が亡くなってしまったため、番組が作れる事も無く(邪推)、そこに「妖怪ウォッチ」がハマったのだと信じている。

1960年代の白黒版を皮切りに、私の世代の1970年代版、夢子ちゃんで有名な1980年代版、空前の妖怪ブームに作られた1990年代版、萌えキャラ化した猫娘の2000年版とあるなか、実は、玩具マーチャンが乗っかったのは1980年版からなんですね。1970年代版は、ちょっと調べにくいので難しいのですが、大きなメインスポンサーが無かった様です。

1980年から、バンダイが版権取得し、武器になるオカリナのなりきり玩具、鬼太郎や親父のプラトイ、妖怪達の塩ビ、ソフビ展開と、大きく玩具展開をしていくなか、フラッグシップになったのが、やはり、「DXゲゲゲハウス」です。

当時まだ、PVCフィギュアが単色の時代。PVCフィギュアコレクションのプレイセットとしての、ゲゲゲハウスは、ハガキが入る妖怪ポスト、回転して開く2階がある非常にシンプルなハウスオモチャで、スイッチで車が発進するのだが、車って、そもそも…。という感じ。

コレ以外に、ゲゲゲハウスにはデラックスの付かないその他のハウスオモチャが存在。

各妖怪をモチーフに、複数展開。種類に関しては、現在調査中ですが、結構有るみたい。フィギュアこそとそうされていませんが、作りがしっかりしていて、雰囲気のよい商品です。

これが、1990年代になると、京極夏彦のヒット等を皮切りに、日本中で妖怪画展が行われる空前の妖怪ブームに。

この年の鬼太郎は、原作の空気感を良く表現しており、妖怪の描き方もしっとりしていて、バトル路線まっしぐらの1980年代版と違った風合いに仕上がっていて、一番スキなシリーズですね。

この時の「DXゲゲゲハウス」は、不思議と屋根の形が四角くなって登場。

フィギュアも時代的に塗装できる様になり、さらにマグネットギミックを搭載して、フィギュアを所定の位置に置くと、ドアが開いたり、車が発進したりと、様々なギミックが発動する優れもの。卒塔婆が置いてあるあたりも、非常にGOOD!ただ、どうあっても車はあるらしい。

この年代は、海洋堂等が意欲的にミニフィギュアを世に送り出していた時代で、妖怪物の主流は、リアルなミニフィギュアの方向にだいぶお株を奪われ、本家鬼太郎の商材よりも目立っていたイメージでした。沢山買ったし(笑)

この時の周辺商材は、ゲゲゲミニハウス。

マグネットギミックを一つだけ搭載した、割と良いオモチャ。

で,2000年代になると、オモチャの考え方も変わって来て、電子オモチャの方向に。

ハウス成分はだいぶ亡くなり、展開してなぞのバトルステージに。

フィギュアの裏にスイッチピンがあって、キャラクターの声を再現。

遊びとしては、分かるけど、ハウス玩具ではないなー。

で、周辺玩具も、ボーイズトイからではなく、キャンディ部から、妖怪横町として。

ハウスも、ギミック路線の物が、キャンディ部から。

こういう展開が、時代を反映してますね。

年代が違う、同じキャラクターの同じコンセプトの玩具。調べると、非常に面白い変化が見えて、楽しいです。

もう少し、探してみたいですねー。

 

 

 

新生アストレイズ、スタートです。2016.7.20.

今日は、新生アストレイズキックオフの会。

前々から合流してもらう予定だった新メンバーの合流とほぼ同時に、残念ながら欠員が出てしまったパートの補充要員の追加。さらには、10月から合流する予定の新メンバーの顔見せと、

今後の会社の方針を、いい加減社員様に説明せねばと、とりあえず飲みの席へ。

実はアストレイズ、来月で4期と半分。色々な仕事とクライアント様に助けられて、5年目も半分を消化する勢いです。

とは言え、会社は15年続けてなんぼ。独立したときに事務所をシェアしてもらって世話になっていた会社の社長さんから教わった言葉。これだけは叶えたいと思ってます。

その為にも、より流動的になって行く仕事に対応すべく、新しい座組な訳です。

そして、フルメンバーになると、ついに11人。

11人になって、正にサッカーチームの様に、それぞれのポジションをしっかり守り、さらにはオーバーラップしてもらって、色んな仕事にぶつかって行きたい。そう考えています。

僕自身も、デザイン企画開発兼社長といういい加減広すぎる守備範囲を、他のメンバーにどんどんフォローしてもらって、より尖った仕事ができれば、と考えております。

そんなワケで、新生アストレイズ。完全な状態になるにはまだ少し有り〼が、本格スタートです!

 

ZOIDSブームっていう時代。2016.7.6.

1083年に発売されたメカ生体ZOIDS。

そもそもは、その前年にZOIDSの名義で、海外で展開された、知育玩具色の強い商材を日本にも引いて来て、メカボニカとして売り出されたのが最初。

これが売れなかったので、パッケージを変えて、設定を作って打ち出したのが、日本版のメカ生体ゾイド。共和国、帝国などの設定や、翌年のゾイドゴジュラスの展開等で、非常に人気を博したのは、割と言う名な話。ウィキペディアにも載ってるし。

で、今回のネタは、ゾイド人の流転に関する小ネタ。

オモチャ業界は、流行るとすぐ真似をする。

美しい位素早く、確実に。

例えば、学研の「THE ROBOGORON SERIES」

バンダイからも、レボルトシリーズ。

エポック社も、引き物で、海外の商品の日本展開で、ダイノスシリーズ等を展開。

レボルトは、歩き方そのものを売りにした「メカ」でした、電動などで、歩行する動物、という切り出しでの商品達が、群雄割拠した時代だった様です。

で、そもそもノンキャラクターだった唱和のゾイドは、それ自身もが、派生商品を生み出す訳です。

たとえば、このスタリアス。

ビックマンクスにスターランナー。今でもお気に入りのこの2種は、フライホイールを用いた歩行トイ。ビックマクスは4種の形態に変形し、それぞれフライホイールで歩行、走行。スターランナーは、歩行中に変形し、フライホイールで走行する飛行機に変形。

その飛行機形態の機首には、ゾイド人が!

ちなみに、海外のゾイド商品では、日本では全く見られない、動物でも何でも無いよくわからない物が。

で、日本では、こんな物が。

超次元戦隊ラッツ。ゾイド人が乗った、ゼンマイで歩行や武装アクションをするロボットが乗り込む、ビークルメカのシリーズ。もう、ゾイド人が乗ってる事に意味が有るのか?。これに関しては、ようやく材料が揃って来たので、もう少し調べてみたいシリーズ。

さらには、こちらは割と有名な、サイテックス。

こいつは、所謂ブロックトイ。モーターユニッtから動力を伝達し、様々な部位でアクションを起こす。

こいつのジョイント規格が、グレードアップゾイドのジョイントになってるんですね。

こいつにもゾイド人。はつのメッキじゃないヤツが付属。でもパッケージには、思いっきりゾイドジオラマベースのパーツが使われている。

で、昭和ゾイド終演後に登場した、Zナイト。

こいつらも、ゾイド人。すごいですね。何にでも乗ってやがる。

で、とどめが、これ。

生体メカゾーン。

これに至っては、メーカーはロング。フックトイメーカーですね。

でも乗っているのは、見まごう事なきゾイド人。

資料が乏しく、箱にもカタログにも発売年月日の記録が残されていないので、中々、その時代に何があったのかまでは判りませんが、ゾイド人。色々あったんですねえ。

ああ、これは、所謂コピー的な物かと思うのですが、アメリカの、MULTIMACという商品。

サイテックスとラッツを足して割った感じ。もちろん、メッキのゾイド人。

そんなワケで、繁殖しつづけるゾイド人なのでした。

 

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